社会福祉法人渡良瀬会 採用情報

渡良瀬会採用情報

横山誉英(たかとし)さん、小嶋淳史(あつし)さん、山口麻美(まみ)さん

渡良瀬会で活躍する3人の先輩方、横山 誉英(たかとし)さん、小嶋 淳史(あつし)さん、山口 麻美(まみ)さんに、仕事のこと、働いて感じたこと、応募を考えている方へのメッセージなど、話を聞きました。

みなさんの仕事の具体的な内容を教えてください

「指定障害者支援施設 かしわ荘」支援員の横山さん

「指定障害者支援施設 かしわ荘」支援員の横山さん

横山さん:「指定障害者支援施設 かしわ荘」の支援員として勤務して約10年になります。入所型の施設なので、入所利用している人の日中及び夜間の全面的な生活支援が主な仕事です。その他にも各施設の運営に必要な委員会活動の委員長をしています。最近では新しく入社した職員への新人教育も行なっています。

小嶋さん:「かしわ荘」で事務員をしています。高校を卒業後入職し、今年で3年経ちました。事務員として会計業務・従業員の給与計算などの仕事をしています。

山口さん:「水車・相談支援センターはじめ」で働き始めて約5年になります。具体的な仕事は、生活支援と相談支援です。生活支援員としては日常生活の生活支援・助言などを行ないます。相談支援専門員としては、サービスを利用したい人の話を伺い意向を汲んで支援プランを作り、そのサービスを実際に受けた後に本当に今の状況に合っているかの精査、調整などを行なっています。

福祉の仕事に興味を持ち働きたいと思ったきっかけを教えてください

「水車・相談支援センターはじめ」生活支援員・相談支援員の山口さん

「水車・相談支援センターはじめ」生活支援員・相談支援員の山口さん

山口さん:中学生の時に叔母が高齢者介護の仕事をしていたことから、福祉の仕事に興味を持ちました。福祉系の高校に入学したのですが、実習していく中で福祉が自分に合うか迷いが出てきたこともあり、高校卒業後は別の業界に就職しました。その後渡良瀬会の先輩から声がかかり、やはり福祉の仕事をしたいという気持ちから転職し、今に至ります。

小嶋さん:兄が支援員の仕事をしていたので、福祉の仕事に興味を持っていました。高校卒業後の就職を希望していたところ、福祉の仕事に携わることができる渡良瀬会の求人を見つけたので応募しました。

横山さん:大学卒業後に福祉業界へ就職しましたが、色々な業界で働きたいという気持ちから一度一般企業に転職しました。しかし一般企業は合わないと感じ、福祉業界に戻ろうと考えました。偶然にも渡良瀬会で働いていた友人から話を聞くことができたこともあり、働きたいと思うようになりました。

実際に働いてみて分かったこと、やりがいを感じる時はどんな時ですか?

「指定障害者支援施設 かしわ荘」事務員の小嶋さん

「指定障害者支援施設 かしわ荘」事務員の小嶋さん

小嶋さん:入職した当初は何も分からない状態でしたが、先輩に質問をしやすい環境なので仕事で困ったことはありません。自分が人と話すことが好きということもあると思いますが、誰に質問しても快く教えてくれます。実際に働いてみて、サービスを希望される方への受付対応などの接客が丁寧で、細やかな配慮のある職場だと感じています。

山口さん:入職したばかりの時は、目の前の仕事で精一杯でした。仕事を始めて5年経ち相談支援専門員の資格を取得し働いてみて、医療機関、保育園、行政、ご家族など様々な人たちに関わることで、福祉サービスが提供されるまでの流れが見えるようになりましたね。

横山さん:人と関わる仕事なので、利用者さんのバックボーンを知ること、支援に対しての全体が見えるまでに、ある程度の時間が必要だと思います。長く勤めていると、利用者さんとのふれあう時間が長くなり関係が密になるので、自然とその人への理解度が深くなっていきます。表情から気持ちを読み取ったり、背景を理解した上の支援だったりと、普段の経験の中で積み上がっていくものが大きいです。

山口さん:相談に来る人の多くは、不安や悩みを抱えています。その人達が、支援をしていく中で落ち着いた表情になり、笑顔で話を終えることができた時に一番やりがいを感じています。「安心した」と言ってもらえると、とても嬉しいです。

横山さん:利用者さんは短い人でも数年単位、長い人だと50年以上、なかには、人生を終える時まで施設で過ごされる方もいます。思っていることを表現できない利用者さんと通じ合うには時間が必要ですが、長く勤めると自然と理解できる時があります。利用者さん達にとって、私たちは間違いなく世界一のプロだと思います。利用者さんをより深く理解できた時、利用者さんとのやりとりの中での出来事など、やりがいの感じ方も職員それぞれの視点で違うかもしれません。

必要な資格や、仕事に向いている人などはありますか?

横山さん:資格の有無に問わず、人と接するのが好きな人、細やかな配慮ができる人に向いていると思います。介護福祉士・社会福祉士などの資格も持っているに越したことはないのですが、資格がなくても勤めている方もいますし、仕事をしながら取得できます。

小嶋さん:私は工業系の高校出身で、会計に関連する資格は特に持っていません。資格がなくても大丈夫だと思いますが、素直な人で真面目な人、小さなことに気づくことができる人が向いていると思います。

横山さん:施設の生活支援の現場でも、利用者さんの健康面など細かい変化に気がつけると良いですね。

山口さん:私は入職前から介護福祉士の資格は持っていましたが、入職後、相談支援専門員、介護支援専門員の資格を働きながら取得しました。資格を持っていない人でも、サポートを受けながら仕事ができるので大丈夫です。

横山さん:実際に働いている職員も、実は福祉の仕事が未経験だったという人が多いと思います。人材育成に力をいれていて、資格によっては取得後にお祝い金が出ることもあります。私は定期的に外部の研修に参加しています。資格取得や実務に活かせる知識も得ることができますし、同じ業種の人と情報交換できる機会なので人脈も広げることができます。

山口さん:利用者さんの生活に関わるお仕事なので、色々なことに興味を持てる人が向いていると思います。健康や福祉の制度、住んでいる地域のことなど、色々な職員の知識が利用者さんの人の生活の助けになるので、アンテナを張って新しい情報をキャッチする力が活かせる仕事だと思います。

仕事とプライベートは両立できますか?どんな職場ですか?

小嶋さん:職員間の仲が良く、コミュニケーションを取りながら同僚と良い距離感で仕事ができる環境だと思います。定時で退勤できるので、予定を組みやすく趣味の時間を作れるのも嬉しいです。

横山さん:産休・育休を取得して復職する女性が多く、子育て中の女性も働きやすいと思います。同僚とはプライベートでも仲良くしていて、釣りの趣味が増えました。キャンプやデコパージュなどの趣味が職員間で流行ったという話も聞いたことがあります。平日はどこのお店でも空いているので、平日の休みの時は少し得した気分で買い物などを楽しんでいます。

山口さん:福利厚生が充実しているので、テーマパークのチケットや宿泊施設などを割引で利用しています。お得な演劇・映画チケットやバス旅行もあるので、福利厚生のおかげでプライベートな時間が充実しました。

小嶋さん:職場のみんなで食事を食べに行くこともあり、この前はラーメンを食べに行きました。同僚にロックフェスに誘ってもらい一緒に行ったこともあります。常にリカバリできる職員体制を組んでいてフォローし合える環境なので、有給休暇が取りやすいです。急用の時に1時間単位で取れる時間休があるのも嬉しいです。

山口さん: 法人の理念として「地域とのつながり」に重点を置いていて、コミュニティーカフェよこまちではこども食堂を定期的に開催したり、他の施設では力士を招いてちゃんこ鍋を地域の人に振舞うイベントを行ったりしています。。また、木を切る、薪を割る、防災訓練で炊き出しなど仕事として行うことで、色々な経験値がアップすると思います。

横山さん:松柏祭(しょうはくさい)という年に一回のお祭りもあり、渡良瀬会・地域間で交流ができます。生活に関することはもちろんのこと、うどんやそば打ち・餅つきなど日本文化に触れることもできます。イベントが盛りだくさんで色々な経験ができるのも魅力です。

仕事をしたいと考えている人へメッセージを

小嶋さん:元気の良い人、体力に自信のある人、一緒にハッピーな気分でお仕事しましょう。暗いニュースなどから福祉業界にネガティブなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際の利用者さんの様子を一度ぜひ見て欲しいと思います。

横山さん:経験豊かな人も若いフレッシュな人も、それぞれの新しい目線があると思うので、どんな人も活躍できると思います。福祉業界のイメージや未経験だからと謙遜せずに、気軽に見学に来て欲しいです。

山口さん:福祉の仕事の経験者でも、経験がない人も大歓迎です。福祉のことを分からない人でも、勉強したいと考えている人へのスキルアップサポートや各種教育制度などバックアップ体制も整っています。未経験の人もお待ちしています!


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